僕の仕事は将来人工知能に奪われる仕事

移動した先の部署で行う仕事は、ITに疎い社員からのIT関連の問い合わせに対応するという、IT業界で言う所のヘルプデスクというか、情報システム管理というか、そういった仕事である。

システムが起動しない!とか、パソコンの調子がおかしい!とか、ネットに繋がらない!とか、そういうのに対応する感じ。

昨今「近い将来、人工知能に仕事を奪われる」なんて言われてるけど、僕のしている仕事も人工知能に奪われる仕事の一つだ。

頭いい大学の教授が試算したところ、僕のしている仕事は10年以内に90%以上の確率で奪われていくだろう、なんてニュースサイトに書いてあった。

まぁすでに大手の商社が社内のITヘルプデスク用にIBMが開発したAIを導入してるとか言ってたし、これから携わる仕事は暗い未来しかないね。

これまでやってきた保守やコールセンターの仕事も、どんどんとAIに代わっていくんだろうな。スマホが急激に普及してガラケー使ってる人が激減したように。

人間もガラケーも一定の需要はあるからゼロにはならないけど、確実に減り続けていくんだろうね。

まぁ10年もサラリーマン生活はしたくないし、30代で仕事は辞める予定だからどうでもいいっちゃどうでもいいんだけど。だから楽観視しているよ。

10年後と言えば僕は43歳か…。その時、僕はどうしてるんだろうな。

うだつの上がらないサラリーマン生活を続けているのか、それとも幸せだと思える道を探しあてて気楽な人生を歩んでいるのか…。