台湾旅行3日目【後編】九份で観光した後は夜のお店に遊びに

ミーハーな日本人の僕は九份へ。

九份は千と千尋の神隠しのモデルになったからか、日本人に大人気の観光スポットとなっている。とりわけミーハーな若い女性に大人気のようだ。

ここはほんともう日本人の巣窟と言っていいくらい、日本語が行き交っていた。想定していたとおりだが、辟易した。

100円くらいで売ってた今川焼きを食す。

しかし美味しくなかった。

時刻は17:00頃だったが朝食以外なにも食べてなかったので腹ごしらえ。

魯肉飯と麺をごま油でぶっかけたっぽいもの。

2つで400円くらい。どちらも美味しかった。基本的に台湾料理は美味しいね。合わないものは合わないけど、まぁそれはどこの国も一緒か。

お…なんか千と千尋でみたことあるっぽい光景が。これがモデルになった場所か…。

一瞬そんな風に思うも、すぐに「まぁ、だからなんだって話なんだけども…。」なんていう考えに変わってしまう僕は、観光地を楽しめない人間の1人である。

台湾観光地に必ずと言っていいほど名を挙げる九份だけど、ハッキリ言ってクソ詰まらなかった。

千と千尋が好きじゃなければ何とも思わない場所だと思う。

僕は「おお、これが千と千尋のモデルになった場所かぁ」以外、何も感じなかった。

ミーハーな日本人共が多すぎてまじでウザったいなぁ、とはよく感じていたが。

まぁ僕もその中の1人なんだけども。

小学生だか中学生の頃、道徳の授業でなんかの文章を読んだ後に感じた事を感想文に書き給え、っていう時に「詰まらない話だった。なんとも思わなかった。」と思っていたにも拘らず、そんなことを書いてしまっては先生に叱れるのは容易に想像出来たので、無理やりに言葉をひねり出して本心以外の言葉を書き連ねていたのを思い出した。あれはストレスだった。

でも今は本心を書ける。

「クソつまらなかった。なんとも思わなかった。ご飯は美味しかった。ミーハーな日本人が多すぎて鬱陶しかった。野良犬が多かった。」

これらについてなら掘り下げて書くことは可能だけどさ。

野良犬は九份にもいる。

タイのような文化で面白い。

「九份にも野良犬がいて面白かった」

という題材で感想文を書けば皮肉無しで九份について書ける気がする。


一周回ってすぐに飽きたので台北市内へ戻ることに。

行きと同じように九份から瑞芳駅まではタクシー、瑞芳駅から台北駅までは電車で。

瑞芳駅で若い女性の駅員さんに「I want to go Taipei!」と言ったら何故か笑われた。

隣にいた若い駅員の女性さん同士で女子中学生のような含み笑いをしていたが、何故だ!

僕のクソショボい英語がダメだったのだろうか?

それとも汗だくの顔が気持ち悪かったのだろうか?

答えはわからぬまま、台北行きの電車に乗った。

台北に付いたのは19:30頃だったか。

折角だし、高級な大人のお店にでも遊びに行ってみるか!って気分になって、有名な夜のお店エリアを散策していた。

しかし僕もこういうところを1人で歩くことに何の抵抗も無くなったな。

タイを1人で旅行したことが慣れに繋がったのだろうか。

エチケットのためのグッズを書いにコンビニに行ったら犬が涼んでた。

台湾人はそれがあたかも当たり前のように何とも思っていないようだった。面白い。単なる放し飼いなのかもしれないけど。あんまり首輪もしてないんだよね。


夜のお店での詳細は省くが、なんやかんやお酒飲んだりも含めて3時間くらい遊んで5万円だった。5まんえん…。台湾旅行代より高いんだけど!

まぁ現地の若くて綺麗な女性と色々と遊べてしかも恋人気分になれるような振る舞いをしてくれたから、それだけの価値はあるかもしれないなーとか思ったりもした。

心にスキマのある寂しい独身男性はドハマリすると思う。僕には効かなかったけど。僕は嘘には敏感である。

日本のキャバ嬢が使うような嘘の笑い、嘘の褒め言葉、嘘の好き、そういうのには強い耐性を持っているのである。hehe…。

僕が遊べた時間は実際には3時間ほどだったけど、その女性は移動時間やらを含めるとなんやかんやで5時間はかかっているわけで、つまり時給1万円である。お店からの取り分が7割くらいと考えると7,000円になる。

若くて貴重な時間を割いてくれたと考えれば、まぁ、時給1万円くらいでも悪くはないのかもしれないなーと1人で思ってた。

遊んだ後はお店の女性と地元の人が利用するしゃぶしゃぶを食べに行ったり。

正直な感想を言えば、あんまり美味しくない…。

というかタレがまずい。

日本だとポン酢かゴマダレだと思うんだけど、そのどちらも無くて、ニンニクやらポン酢をさらに甘酸っぱくしたような物とか醤油に付けて食べるようだった。

うまく調合すれば自分好みの味がするのかもしれないけど。

それと台湾に来て思ったのが、若い女性を含めてみんなクチャクチャと咀嚼音を立てながら食べるのが普通のようだ。同伴してた女性もそうだった。

咀嚼音を気にするのは日本くらいなのか?タイでも、上海でもあまり気にしてないようだったな…。

会計は2,000円くらいかなーとか思ったら6,000円取られた。

若い女性の前だったのでカッコつけて僕が払った。財布の中には残り1500円しかなくなってしまったのであった。

まぁ色々と貴重な経験ができて良い1日だったと思う。