台湾旅行2日目【前編】 象山、台北101、猫空、淡水へ

昨夜は23:30に寝て6時に起床。ぐっすりよく眠れた。

雨はすっかり止んだ。旅行中はずっと雨模様かと危惧していたが杞憂に終わった。

今回泊まったホテルはビュッフェ形式の朝食が4日分付いているので、朝食はホテルで済ませたのだが、どうにも口に合わない。上海旅行でも感じていた変な香草のような香りがしていたんだよね。

ツイッターで教えてもらったんだけど、どうも「八角」とかいう香辛料が台湾や中華料理にはよく使われているようで、それが僕に合わないようだ。

上海に行った時も感じたコンビニに入った時の鼻につく香り…あれが八角の正体だったとは…。

微妙な感じで食事を終えて朝から出発。

折角晴れたことだし、今日は目一杯遊ぶ事に決めたのである。

まずは電車で40分ほどの距離にある象山駅へと向かった。

ここには何があるかと言うと、微妙に小高い山があって、そこを登ると台北市を一望出来る絶景が拝めるのである。

象山へ向かう道。

象山の頂上へは、こんな感じの階段を20分~30分くらい登り続ける必要があるので、それなりの体力が必要である。

ハァハァハァハァ…

ハァーーハァーーーーーー

ハァーーハァーーーーーー

到着。

左側にそびえ立っているのが、少し前まで世界一の高さを誇っていた台北101という巨大建造物。

しかし、なんか台湾も上海同様に空気が濁っている気がする。

もしかしたら中国のPM2.5の影響を受けているんだろうか?

って思って調べたら、台湾は結構深刻なPM2.5の影響があるようだね。

僕は澄んだ空気の元のど田舎育ちということもあって空気には敏感なんだよなぁ。視力も無駄に1.5もあるからなんかわかっちゃうんだよ。あれれれ?なんか汚えぞって感じで。

台湾は良いところだが、この大気汚染はちょっといただけないね。

東京の大気もクソ汚いけど、台湾のほうがもっと汚いと思う。

綺麗な景色を楽しみたい、って人とかはガッカリするかもしれない。

頂上付近の休憩スペースに座ろうとしたら、台湾人のおじいさんに椅子のほうを指差しながらホニャホニャ!ホニャッ!と言われた。

中国語はわからないので「?」って顔をしながら指差した方向をみたら物凄く大きな毛虫が側面にへばり付いてて、見た瞬間「ぎえーーー!!」と大声を発してしまった。

毛虫がいたから気をつけなよ、ってことを教えてくれたのである。「しぇいしぇい」と言っておいた。

12時過ぎとなり小腹が空いたので、観光がてら隣駅の台北101駅へ。

これが500m以上もあるという台北101。まぁ写真じゃその大きさがよくわからんけども。何も感じるものは無かったし。

代表的な台湾料理の1つ、魯肉飯(ルーローファン)。このセットで160元(550円)。

これはかなり美味しかった。僕の苦手な八角があまり使われてなかったようで一瞬でぺろりと平らげた。

台湾料理はうまいものはうまいのだなっと安心した。

食後のデザートにこれも台湾名物のタピオカミルクティーを。ものすごい量で75元(250円)くらい。

好きでも嫌いでもない感じだった。

ささっと食事を終え、台湾名物のパイナップルケーキを買い込んで台北101を後にした。

お次は台湾で是非ともやりたかったことの1つ、猫村ロープウェイに行く事に。

電車で30分ほどかけて動物園という駅に到着。

ここからロープウェイで約3kmもの山道をロープウェイで登って猫空ってところに向かう。

しかし台湾って良いなぁーと思うところの1つが、お手軽で安い電車だけで殆どの主要な場所へ行けるってところが素晴らしいと思う。まぁ日本も一緒か。

電車代は日本の半額くらいだし。というか交通系はどれも半額くらい。観光しやすい国だなーと思った。

ロープウェイへ向かう途中、卑猥なキリンのカップルがいた。

白昼堂々、公衆の面前で後ろから突こうなどと…全く…。

こちらは股間を壁にこすりつけて快感を得ている変態パンダ。

な、なーにやってんだよ全くよぉ!

うーむ!すごいところだ。

全長3kmほどのロープウェイなのだが、お値段たったの400円…。やっす!元取れてるんだろうか。

いざゆかん!

むおぉぉぉぉん…。

こりゃすごい…。

人が少ないこともあってか静かでとても良かった。

エアコンは無いんだけど窓から吹き抜ける風が少し気持ちよかった。まぁすでに汗だくで体全体はベチョベチョになってるんだけど。

しかしこのロープウェイは貴重な体験だったなぁ。マジ乗れてよかった。

頂上につき、あとは適当に周りをプラプラ。

道なりをず~っと只管歩いてた。何があるのか全く調べずに、適当に道なりをぼーっとしながら。

しかし僕も体力がついたものだ。象山を登った後だってのに、全然歩けるんだからね。

仕事で毎日15,000歩くらい歩いているから体力がついたってことなのかな。

ちなみに今日は24,000歩も歩いてしまった。

道中にいた超巨大なカタツムリ。

凄まじい大きさでびっくらこいた。直径10cmほどはあったかも。気持ち悪かった。

20分か30分くらい歩いてたら、なんか歩くのにも飽きてきて、バス停があったので適当にバスに乗ることに決めた。

目的地を見たけどよくわからんけど、まだ16:00くらいだったので適当にバスに運ばれるのも悪くないような気がした。

ブロロロロ…。

停車場所の一覧をみてもどれがどこにあるんだか良くわからんかったが、まぁなんとかなるだろの精神で適当に。

なにせ今の僕は時間に縛られることのないフリーダムだからなぁ。

時間に縛られないって素晴らしいもんだね。

30分くらい走り続けた時に乗車していた人らが一斉に降りはじめたので僕も適当に降りたらどっかの駅だった。

とりあえず電車に乗ることに。

まだ時間もあるし、電車で1時間くらいかかる距離だけど夕日が綺麗なスポットとして有名な「淡水」ってところに向かうことに決めた。

電車で淡水へと向かう途中で、最終駅である淡水に行くためには乗り換えが必要だったっぽいんだけど、よくわからずにオロオロとしていたら、そんな僕の状況を察知したのかオバサンが中国語でホニャホニャと教えてくれた。

言葉はわからなかったが、ジェスチャーで向こう側のホームに行くっぽい感じの所作をしてくれた。

とまぁこんな感じで台湾の人は親切な人が多い。象山にいた毛虫を注意してくれたおじいさんもそうだったように。

親日ってやつだね。なぜ親日なのかよくわからないんだけどさ。統治下にあったからって何でなんだろうね。

罪ってくらい歴史に興味がなくてさっぱりわからねえ。ちょっと調べりゃ理解出来るけども。

昔から歴史ってホント駄目。世界の歴史にも、日本の歴史にも全く興味が無い。死ぬほど興味がなかった。

だからテスト前に完全に頭に詰め込むだけだったので、歴史に関する殆ど全てが頭から綺麗さっぱり消えている。

前の会社は運良く入れた某メーカーだったんだけどさ、そういうところだとやっぱり同期とかも高学歴なやつが多くて、僕だけ学歴がなくてっていう状況で、歴史とかの話だと全くついていけなかったもんな。

「なんでそんなに知らないんだよ?受験勉強でやったろ?」

とか、高学歴のやつらは当たり前のように言うんだけど、僕は受験勉強ってものをしたことがないからね。

歴史に関する常識が全く無い。まるで興味がない。今は昔と比べたら少しだけ出てきたけど、それでも能動的に調べていこうって気にはなれないね。

って、話が反れちゃったな。

 

淡水についた。時間は丁度18:00頃だった。

長くなったので後半に続く。