ついにやってきた、初のタイ旅行。7年ぶりの海外旅行で、英語すら殆ど喋れない僕がまさかタイに一人旅行するとは…。
ちなみに完全フリープラン。飛行機とホテルだけ予約しただけ。危ない所に行かなければなんとかなるだろ!の精神である。
初めての一人海外だけど、色々なことが新鮮かつ驚きの連続で、不安も大きかったけどものすごく楽しい、というのが率直な感想だ。
例えるなら幼い頃、つまり幼稚園とか小学校低学年の頃の感覚が蘇った感じだ。初めての刺激を連続で受けた時の脳が鋭くなっている感覚。
二度と味わえないと思っていた幼き頃の感覚が戻っただけで大きな価値があった。
ちなみに旅費節約の為、ローコスト飛行機であるLCCを利用したんだけど、超激狭でバスに乗っているようだった。
LCCは正直しんどいと思う。しかも運悪く機内に赤ちゃんがいっぱい乗っていて、一人が泣くと連鎖して四方からわめき声がうるさくて仮眠も取りづらかった…。
まぁコストを優先したので仕方がない。
約6時間、狭い席でエコノミークラス症候群になりかけながらも耐え、無事ドンムアン空港に到着。
着いて思ったのがタイはクソ暑い!!気温35度。日本は25度もなかったので気温差がすごかった。タイは年間を通して平均気温30度もあるらしい。沖縄を超えてるよ。
…が、着いたはいいが入国手続でいきなり手間取ってしまう。
どうも機内で渡された「入出国カード」に記載した箇所に間違いがあったようで、書き直すよう英語で言われていたのだが、全く聞き取ることが出来ない。
「???」
という顔をしていたのだが、何度も英語でどーたらこーたらと言われる。
「あの…日本語できますか…?」
と困り果てた顔で尋ねるが当然通じるわけがない。ここはタイである。
言葉が通じないと悟ったのか、最後は入国カードの記載漏れの部分に丸をつけてもらい、指差しで「あっち行って書き直せ」みたいなジェスチャーで状況を理解した。書き漏れがあったようだ。
しかしながら書き漏れの部分をどのように書けば良いのか全くわからない。
ネットも通じないし、言葉も通じないし、1人でどうしようどうしようと本気で焦っていた。32歳にして泣きべそをかいていた。
言葉が出来ないとこういうトラブルに非常に弱いのだなと思った。
数十分もすれば心が落ち着いてきて、入国カードの記載漏れ部分の単語の意味を見ていたらなんとなくわかり(滞在先だとか飛行機の機番とかを書く必要があったようだ)、なんとなく書いてドキドキしながら再度ゲートを通った所、無事通過。
心臓バクバクだった。まさか入国するだけでこんなに手間取るとは思わなかった。
空港についてまずやったことは両替である。
レートは悪いので最低限として1万円分だけ両替。
続いて行ったのはSIMフリーのスマホでネットをするため、現地のSIMカードの契約である。
これは簡単だった。ゲートを出てちょっと歩いたら日本でいうドコモとかの通信業者のコーナーがあって、そこで呼び込みをしていた。
一週間で299バーツ(約1,000円)のSIMカードを契約し、スマホを渡したら設定までわずか数分で全部やってくれた。
この後は旅行の拠点となるホテルに向かわなければならないが、事前に調べた所、電車で向かうのは不可能であることが判明。
なのでタクシーを利用する必要があるのだが、空港内のタクシー乗り場を利用すればボッタくられずにメーター+50バーツ(150円)程度で走ってくれるので、空港内のタクシーを利用しようとした。
んが、どうも空港内のタクシー受付場所が2箇所あるらしく、通常料金+150円程度のタクシー乗り場と、通常の3倍の料金のかかる高級リムジンタクシーとがあって、よくわからずに行ったら高級リムジンタクシーに乗ってしまっていたのだった。
まぁ、タイのタクシー料金は日本と比べてかなり安いので、1時間ほどタクシーに乗ったとしても通常は200バーツ~300バーツ(600円~900円)程度なので、3倍でも850バーツ(2500円)しか取られなかったけどね。
何はともあれ、無事、予約したホテルに到着。
場所はバンコクのナナ・プラザ駅近くである。
ホテルに着いてチェックイン手続きを済まそうとするも、ここでもやはり英語が出来ずに四苦八苦。
色々とホテルについて英語で説明を受けるが、殆ど聞き取る事ができない。
とりあえずウンウンと頷いていたらなんとかなるだろうと思っていたが、何故か知らないけど「Please pay two thousand」
と言われる。
おかしい。ホテルはそもそもネットで予約してお金は支払い済なのに、なぜに2000バーツ(6,000円)払わなければならないのか。
首を傾げながら、「???」という顔をしていたら再度ユックリと英語で話してくれて、
「Deposit(デポジット)」
という単語を確認した。
どうもデポジット代を払わないと行けないようだ。後で返ってくると思ったので、2,000バーツ払おうとするも、お金が足りない。空港ではタクシー代程度しか両替していなかった為だ。
1万円札を差し出して、
「This!Japan maney!OK?」
と行ったら、しばし確認後にOKという事だった。
無事チェックインを済ませて部屋に向かう。
部屋に着いてほっと一息。
英語はできなくともなんとかなるものだな、などと浅はかながら悟ってしまっていた。
ホテルにはシャンプーもなければ歯ブラシも無かった。タイのホテルではそれが当たり前のようだ。事前に調べておいたので問題無かったがね。
ちなみに電源コンセントは日本と殆ど同じなので、最近のノートPCやスマホなら問題なく充電可能との事である。
一息着いた後は、せっかく微笑みの性なる国・タイに来たので、昼間から夜のマッサージ(マッサージパーラー)に行くことに!
行き先はホテルから数駅のところにあるホイクワン駅周辺。この辺は大人なお店が沢山あるようなので。
因みにホテル周辺の風景。
日中はこんな感じだけど、夜になると、
こんな感じで賑やかになる場所だった。さすが夜遊びスポットである。
…駅まで歩いてタクシーを捕まえ、ホイクワン駅に向かう事に。
ナナ駅で捕まえたタクシーの運ちゃんとのやり取り。
僕「トゥ ホイクワン ステーション!」
運ちゃん「ホイクワン!マイホームタウン!マッサージ?」
僕「シュアー!(当たり前だ!)」
運ちゃん「OKOK。ポセイドン!?コロンゼ!?○X△!?(聞き取れなかった)」
僕「ummm。。。。コロンゼ!!(よくわからんけど適当に言った)」
運ちゃん「OH YEAH!コロンゼ マイ ホームタウン!」
僕「HAHAHA!!(よくわからんけど笑っておいた)」
…って会話をしてたらここに連れてこられた。
オーシャンっていうエロいマッサージ屋。
どうもここは「コロンゼ」っていう有名なエロマッサージ屋が改名してオーシャンになったらしい。
序盤の運ちゃんとの会話は、どこのエロマッサージ屋に行きたいんだ?って言われてたのを聞き取れず、適当に答えたところ、ここが目的地になっていたってわけだ。
まぁ、ホイクワン駅に着くのを想定していたので、ちょっと戸惑ったが別に何の問題もない。
本当は「VIP」っていうところに行きたかったのだが、ここはここで良さそうだったので。
タイの運ちゃんにしては珍しくメーター通り(日本人はよくぼったくられる)に走ってくれて、101バーツだったところを「100バーツでいいよ!」なんて言ってくれたりもしてくれて、とても気分が良くなったので200バーツ渡して「チップ!OK!」って言ったら超喜んでた。面白いタイ人だった…。
オーシャンに入ったら若い女の子が20人〜30人くらい一斉に僕を凝視。
準備していなかったので超テンパった。
受付?のママさんから一人選んで!って言われて、1分くらい悩んだ後、最も愛想よくしてくれたカンボジア出身の20才の女の子を選んだ。
2300バーツ。(6900円)他、ママへのチップが100バーツ、ドリンク代(ビール)が250バーツ。
写真を取らせてくれた。細くてスタイルの良い子だった。
…ここの描写を詳しく書きたいところなのだが、僕のブログは老若男女問わず見れるように書いているので、省くことにしよう…。
お店をでてからはその辺をプラプラ。コンビニ行ったり、散歩したり、ホテルに戻ってゆっくりしたり。
タイではどこでも売ってるレッドブル。レッドブルの本場はタイなのである。
日本だとぼったくられて200円とかするけど、タイだと13バーツ(約40円)。成分もちょっと違うっぽい。タイのが強力。飲み過ぎ注意。
あとセブン-イレブンとかファミリーマートが普通にあってちょっと驚いた。ワールドワイドなのね…。
タイの屋台飯はとにかくうまい。
ガパオとチキンのケバブ、マンゴー、ドラゴンフルーツ100%ドリンク等を食べた。
あと豆知識だけど、タイと日本との時差は2時間で、タイが日本よりー2時間って感じです。まぁほとんど時差は感じないかな。
あとやっぱり最低限の英語力は欲しいなーと思った。今後勉強するかもしれん。
さて…これからどうしようか。
仮眠とって夜の街(ゴーゴーバーorテーメーカフェ)に繰り出すか、今日はゆっくり寝て明日に備えるか…。
贅沢な悩みだぜ。