熱海へ旅行に来ている。人生初の熱海。
「オーシャンビュー」とやらをみてみたくて、ちょっと高かったけど海辺近くのホテルを予約して行ってきた。
熱海へは埼玉の自宅から電車で2時間半。
東京、神奈川、静岡と県をまたぐ必要があるが、平日の真っ昼間だったので、電車はがらがらで貸し切り状態。
車窓からは海が見えるし、快適な電車旅だった。
13時頃、熱海に到着。
今回の旅行の目的はあんまり決めていなくて、とりあえずチェックインまでの間に駅周辺で飼い食いしたり、熱海サンビーチとかいう海辺に行ってみたり、あとはホテルでダラダラ、というプランである。
駅近くにある商店街でまんじゅうを買い食い。
蒸したばかりの温かいまんじゅうを初めて食べたが中々うまかった。
まぁ、まんじゅう好きな僕といえども、3つも食べればお腹一杯になってしまうので、買い食いはあまり楽しめなかったけど。
その後運動がてら、駅から10分くらいのところにある海辺の「熱海サンビーチ」に向かった。
熱海は観光地だけあって、駅から数分歩くだけでこんな感じに海を見渡せてた。
久しぶりに磯の香りを嗅いだ。
海をみてかっこつけてる僕です。
海辺。熱海サンビーチって呼ばれてるみたい。
ザザーという波の音、そよぐ風に乗せられて運ばれてくる磯の香り、カモメ共のピャーピャーと言った鳴き声。
久しぶりの海である。いつぶりだろう…?
海と言えば夏だが、夏の海は物心が付いた頃から行かなくなった。人が多すぎて鬱陶しいし。
久しぶりの海だと言うのにあまり感動がなかった。
なんかこう、僕がみたい海はこれじゃない感じ。
人気を感じない海というか、寂しい海というか、静かなる海というか、なんだろうな、うまく言えないんだけど、僕のみたい海はこれじゃないのは間違いない。
人間の多い熱海よりも、数駅離れたど田舎から見える海のほうが、なんとなく感じるものがあったなーって思った。
この見るからに「リゾート」って感じが、どうにも好きじゃない。
人間の少ない丘にポツンと家が立っていて、そこでは風と波の音しか聞こえないような、そんな場所が理想だなーと思う。
10分くらい海を見てホテルへ向かう。
しかしまぁ、熱海周辺は傾斜が多くて、おっさんの僕には堪えたよ。
肺が痛くなったしよ。
ホテルからの眺め。
オーシャンビューってやつだ。贅沢だね。
夜も海が見れるのかなーとか思ってたら、夜は真っ暗で何も見えなかった。
代わりに星空がきれいだった。僕の田舎ほどではないが空気が澄んでいる気がする。
唯一覚えている星座の北斗七星とオリオン座を眺めていた。
夜ご飯はもち豚食べ放題!
他にもローストビーフやら、肉じゃがやら、茄子と豚肉の味噌炒めやら、色々ととても美味しく、満足度はかなり高かった。
貸切風呂入ったり。
風呂からオーシャンビュー見れるかと思ったら、部屋から見た時と同じく夜は全くみえないでやんの。
朝なら見えるのかな…。まぁ朝はゆっくりしたいのでわざわざ入りには来ないけども。
風呂に入った後、誰もいないくつろぎスペースでお茶とコーヒーを飲んでまったりしていた。
…ああ、良い1日だった。
非日常を十分楽しめたな。