2時間の無駄残業

仕事で凡ミス。僕に割り当てられていたある業務を行う順番を間違えてしまい、無駄な残業が発生した。

本来はA→B→A→C→A→D…といったように、一歩進んだら一旦はAに戻らないといけない所をAに戻らずに2時間かけて最後まで続けてしまい、終わった後に…アレ?…結果が想定と合わないぞ?って気づいて後の祭り。

結局初めからやり直しになってしまい、結果として2時間ほど無駄に残業になってしまった。まさしく無能。

真面目な無能が最も厄介なのでいないほうがマシと言われているが、それに近い事をしてしまった。

まぁ「Aに戻って作業を行う」って言うのはどこかに書いてあるわけではなく、とある製品の事前知識が必要であったため、そのスキルのなかった僕にはそもそも考えたところで気付けないものなんだけど。

と言う背景もあって、先輩達からのお咎めはゼロだった。実際、僕以外にもミスってた人いたし。

こう言う時、ブラック企業にいがちな物を考えられぬバカは、「何やってんだよおおお!!!」と猿のように怒るものだが、マトモな思考を持っていればミスの背景を考えた上で、ああ、この人にはこの経験が足りないから仕方ないな、先に言っておけばよかったな、と考えてくれるものである。

と、まぁ、お咎めがなかったのはそう言う理由だろうなと解釈したのであった。少なくとも僕ならそう思う。よほど機嫌が悪かったり切羽詰まってない限り。

まぁミスの原因を先輩に調べられていて原因に気づいた時、僕はといえば「…コンナノ…シラナイッス…。ダレデモ ヤルッス…」と、自分に非が無いことを必至にアピールしていたわけだが。

34歳になろうと言うのに哀れなオジサンである。

…明日は休み。色々と所用を済ませようか。