人付き合いは付かず離れずが丁度良い

人付き合いに関しては色々な意味で付かず離れずが丁度良い。

仕事でもそうだし、プライベートでもそうだ。

結局、人間は掘り下げて内面を見ていくと分かり合えない部分が絶対に出てくる。

人とは深く付き合いたいと願う反面、分かり合えない部分が出てくるとそれがキッカケでこじれたりするものだし。そういう部分は理解しようとはせず、変えようともしてはいけない。

特にリアルでは自分を出しすぎず、いわゆる「いい人」を振る舞っておけばいい。とりわけ会社ではいい人を演じていれば色々と都合がいい。そして付かず離れずの状態であることが望ましい。

いい人とはつまり、自分をあまり出さずに極力押し殺し、意見が違うと思うことに対しても適当に同調しておき、他者の批判はせず、侮辱せず、適度に気遣いをする人の事だ。嫌われることもない。

そんな人間を演じるのは虚しいし、寂しいけど、結局人間は深く知ろうとすると分かり合えない部分が出てくるものだし。

長らく、表面的な薄っぺらい人付き合いなど意味のないものだと思っていたけど、やっぱりそんな付き合いのほうが楽だし、嫌われることもないし、傷つかなくて済む。

いい人を演じるのは気遣いの大嫌いな僕にとってかなり疲れる所業なのが辛いところなんだけど。

やっぱり自分を出すのはネットだけのほうが良い。

ネットで自分を出しておけばなんとなく価値観の近い人が集まってくるし、合わないと思う人は何もせずとも去っていくし、そのほうが僕にとって都合がいい。

全て分かり合うことは出来ないけど、それでも付き合ってみたいという人が残ればそれでいい。