5時半に起床。
上海旅行前の最後の準備をし、眠い目をこすりながら6時半に家を出て羽田空港へと向かった。
8時に羽田空港第一ビルに到着。
フライトは10時からなのでまだまだ余裕がある、なんて思っていたら、「国内線」と「国際線」とでビルが分かれているようで、誤って「国内線」のほうに着いてしまったようだ…。
国内線←→国際線とで無料の送迎バスが出ていたので、バスに乗って国際線のある駅へと向かった。
朝から心臓バクバクしていたのは秘密である。
8時15分頃、国際線のほうに無事到着。
チェックインを終えて今回の旅行を共にするマルボロさんと合流し、10:05に上海へと旅立った。
アディオス、日本。
ストレスまみれの日本。
エコノミックアニマルだらけの日本。
仕事で色々嫌なことあったし、現実逃避でもしてないと人生やってられないよ。仕事なんてテキトーだテキトー。
飛行機はANA。エコノミークラスだけど、以前に行ったタイ旅行のときのLCC(格安航空)とは全く違って、座り心地は悪くなかった。しかも運よく隣が空いてたし。快適なフライトだった。
機内食は鮭のほぐしご飯。ご飯以外はおまけ程度だが、ご飯がかなり美味しかった。機内食にハズレ無し!
3時間のフライトを終え、無事上海空港に到着。
日本との時差はマイナス1時間なので、日本では13:30だったけど、中国では12:30だった。
ちなみにタイ旅行のとき同様、入国ゲートを潜ろうとしたときに「入国カード」を書いていなくて書き直しとなってしまった。
飛行機内では機内食食べる時以外ずっと寝ていて書くの忘れてたんだよね…。
上海の空はどんより。
曇り空はどうでもいいけど、湿気がものすごくて気持ち悪かった。気温は25度程度だったと思うが、湿気のせいで蒸し暑く感じていた。
それと昔ニュースで話題になってた「PM2.5」の影響があるか懸念してたんだけど、痕跡すらなかった。
ただ、僕が神経質なだけかもしれないけど、大気全体が少し濁っているようにも感じた。日本の東京と一緒。ずっと田舎で生まれ育ったから空気には意外と敏感なのである。
まぁマスクしてる人は僕以外にほとんど居なかったけども。
上海空港からタクシーに乗り、今回泊まる「ペンタホテル」に到着。
タクシー代はマルボロさんにおごってもらいました。
一泊1万2,000円くらいの高級ホテル(僕にとっては)なだけあって、部屋はめっちゃ広く、造りもしっかりしていて音漏れも気にならない優良ホテルだった。
上海観光にはもってこいの立地だったし、大変気に入ったよ。
ただまぁ、これはホテルの問題じゃないんだけど、ホテルのWifi使ってネットしようとしたら検閲のせいで日頃使ってるネットサービスの利用ができなかった。
たとえばGoogle検索もできないし、ツイッターもダメ、Lineもダメと、ネットをする意味がほとんどなくなってしまうくらいに制限がひどかった。
中国人なら国内サービスでそれらに置き換わるツールがあるようだけど、旅行客には辛いところな気がする…。
まぁアマゾンで中国で使えるSIMカードを買っておいたので難を逃れたけど…。
↑これ。
上海旅行を考えてる人はSIMは買っておいたほうがいいと思う。
中国のネット検閲も回避できるので、Google検索もツイッターもLineも使えるし、テザリングも可能だった。ネット依存症の僕には大変助かった。
14:00過ぎ頃、観光へと向かう。
向かった先はホテルから電車で数駅の「浦東(プートン)エリア」。
ここは超高層ビルがそびえ立つエリアで、夜はそこらにライトがあてられて、まるでゲーム野中にいるような錯覚を覚える街である。
超高層ビルは100F超えで地上500mだか600mものビルもあった。
みよ~んとそびえ立つ「上海タワー」と、僕。
上海タワーは632m。世界3位とかなんとか。まぁどうでもいいけど。
ずぉおおおお…
田舎もんが見たら失神する高さである。
↑※クリックで大きくなります。
上海のシンボルタワー「東方明珠塔」
上海タワーとかと比べると低く感じるが、それでも468mもあるんだってよ。
中国人は高いビルが好きなんだろうか?
プートンエリアは夜はまた夜で別の顔が見えるらしいので、一旦食事をしてから再度訪問することに。
食事はそこそこ高級なレストランで火鍋を。
飲み物はコーラ。僕もマルボロさんもお酒が好きじゃないのでね。
鍋、おいしそうでしょう?味はマズイです。
マズイというか、日本人の口には合わない味付けだった。
コクがないというか、味に深みがないというか、ダシが効いていないというか、超アッサリな味なのに辛さや酸っぱさだけが強いとか、そんな味。小籠包は美味しかったけど。
他にもラーメンとか、コンビニのパンとか食べたけど、どれも日本人の口には合わない味付けだった。
数日くらいならまだ我慢できるけど、一週間も住めば日本料理が恋しくなること間違いなしだと思う。料理を期待して中国にいくもんじゃないね。
食事を終えて再度プートンエリアへ。
夜になって別の顔になったからか、人が溢れんばかりにごった返しになっていた。
観光客だけじゃなく、中国人もかなり多かった。
まるでゲームの中の光景であった。
「綺麗」という感覚は皆無だが、非日常を楽しめた。なんかゲームの中にいる感覚だよ。
シンボルタワーと僕。
そんなこんなで観光を楽しんだ初日であった。
この後は大人のお店を探しに探しまくって、夜な夜なめちゃくちゃ歩いた。合計歩数は26,574歩。疲れた…。帰宅したのは0時過ぎ。日本時間で1時過ぎ。
最後はヘロヘロのアヘアヘになってしまって、自分でも何を話してるんだかわからないような疲労状態へと陥っていた。
帰宅後、コンビニで買ったまずいパンを食べ、シャワーを浴びて床についたのであった。