開かずの踏切

仕事でたまたま立ち寄った開かずの踏切。

4本の列車が通るらしく、昔はダイヤが乱れた時は1時間以上開かずだったこともあるらしい。

死亡者が出たとかなんとかって、昔テレビで見たな。

思えば昔テレビで見かけたあの街やこの街に今は普通に行ったりしてるんだよな。仕事でもプライベートでも。

ど田舎にずっと住んでいた僕が今は都会のど真ん中で仕事している…。

これ、前も書いたかもしれないけど、感慨深いことなんだよね。

昔は僕が東京で働くなんて想像もしていなかったもんな。

東京に来てもう12年か13年くらい立つのか…。僕はいつまで東京にいるのやら。

ああ、一応書いておくが、都会で働くことがステータスなんて微塵も思っていないので、一応。


夜は会社の飲み会。

全く知らない方達と飲んだりしたが、話が全く弾まない。興味がない人の話ほど詰まらないものはなく、何を話ししていても頭に入ってこない。

どこの部署の何をしている人とかも全く興味がないから聞こうとも思わない。

「あの人はどこどこの課長で、昔どっかの国の施設ですごいシステムを作ったんだよ」

とか言われても「あっそう」としか思わない。全く興味がない。

当たり障りのない質問をされ、どうでもいい答えを言って、「ああ、そうなんですね」と言われて終わるだけの辛い2時間を過ごした。

好きでもない酒を飲みながら乾いた笑いをして、虚しくなって1人で帰宅した夜だった。