先輩と仕事の仕方でイザコザ

とある大先輩と仕事のやり方のすれ違いがあって大反抗するようになった。

その先輩の考えは、その日でやった仕事はその日のうちにすべて終わらせることを信条としているようで、たとえ残作業にいつでもやって問題ないような事務作業であっても、残業して終わらせるようだ。無能の考えだと思う。残業時間は僕の2倍以上である。

僕の考えは、その日に終わらせておくべき仕事のみその日にうちに終わらせて、定時を回ったら翌日に回せるものは翌日に回し、極力残業を控えるという考えだ。実際、これまでそれで回っているし、くだらない提出物の遅延以外、何も言われることは無かった。

という考えで二人とも同じ部署で働いていたのだが、とある仕事を二人ですることになり、その仕事の後処理で揉めに揉め、20年以上もベテランの先輩に強い反抗心が育ってしまった。

定時間際にその仕事を終え、あとは1ヶ月以内に終わらせれば良いくらいの社内事務処理だけが残っていたのだが、そんなものは残業してやるものではないと主張する僕に対し、その日の仕事はその日のうちに片付けしないと翌日に影響が出るかもしれないだろう、だから残業してでも終わらせろ、と主張する先輩。

僕は引かなかった。

「僕はいつも持ち越して時間余ってるときにやってますよ。いつでもやれるじゃないですかこんな事務処理なんて。誰が困るんですか?意味がわかりませんよ。」

「仕事を持ち越すと影響出るかもしれないだろ!なんでここまでしか出来てないんだよ!」

「さっきまでお客さんと電話とメールしてたの見てましたよね?ずっとしてましたよ?優先度考えたらそっちのほうが優先度高いですよね?ちゃんとみてくださいよ!」

…という会話がループしてた。

まぁ、最後はこのまま言い合ってても意味がないなと思って、30分~40分程度で終わる事務処理だったし残業してやったけどさ。

っていう件を他の残業が少ない同僚に相談したら、やっぱり僕と同様に翌日に回してるって言ってて、この先輩が無能なのだなと思ってしまった。

まぁ当たり障りなくやっていくならこの先輩と一緒に仕事したときは先輩のくだらない無能なルールに則って残業してやるのが賢明かもしれない。残業抑えろってうるさく言われてるのにさ。あーめんどくせえ!


夜は昔一緒に働いてた同僚と軽く飲んできた。

僕は酔いすぎて愚痴ばかり言ってしまい、夜に一人で帰る途中、酔いが冷めてきて後悔。そして寂しさが込み溢れてた。

同僚は僕以外皆結婚していた。彼女のいなかった後輩も今や同棲し、近々結婚するかも、と言っている。

僕は…。