収入、生活費、貯蓄の関係について、一人暮らしをして10年以上経つ僕が、思うところを書いてみます。
「貯蓄力」を把握!
僕の年収は30歳時点で420万円ほどなので、手取り年収は大体320万円ほどです。
対して、毎月発生する最低生活費が大体11~12万円ほど。
生活費の内訳は以下のとおりです。
家賃 | 89,000円 |
光熱費 | 7,000円 |
食費 | 15,000円 |
携帯代 | 3,000円 |
ネット代 | 3,000円 |
雑費 | 2,000円 |
仮に月々の最低生活費を12万円とした場合、年間では144万円かかることになります。
年間を通して何も娯楽にお金をかけなかった場合、最大で貯蓄できる金額は下記のようになります。
年間最大貯蓄金額 = 手取り年収320万 – 年間生活費144万 = 176万円
これが僕の現時点においての貯蓄できる金額です。
僕はこれを自分の中で貯蓄力と呼んでいます。
ちなみに年収300万円でも実家暮らしの人の場合、僕の貯蓄力を余裕で超えることが可能です。
実家暮らしであれば、仮に家に3万円ほど入れたとしても、食費はお昼のみでいいし、携帯代やその他の雑費が僕と同じ場合は、年間の最低生活費は50万円ほどになると思います。
年収300万円(手取り230万くらい)で、年間最低生活費が50万円の場合の年間最大貯蓄金額は…
手取り年収230万 – 年間生活費50万 = 180万円
このくらいになると思います。
これは家に3万円ほど入れている場合のケースですから、家に1円も入れてない場合、年間で220万円ほどの貯蓄力があることになります!
実家暮らしうらやましい!!
年収が200万円(手取り160万円ほど)の場合でも、実家にお金を入れる必要がない場合は、年間で150万円ほどの貯蓄力があるということです。
改めて考えてみると月々の生活費というのは貯蓄力に大きな影響を及ぼすわけですね。
年間貯蓄額の目標は200万円超
僕の目標として、貯蓄力を230万円ほどに伸ばしたいと考えています。
230万円の理由は、なんだかんだで年間30万円ほどは付き合いや娯楽、実家への帰省費で使ってしまうので、それを差し引いても200万円ほどの貯蓄が可能になるだろうという考えからです。
僕の貯蓄力は現段階で176万円ほどなので、230万円まで伸ばすためには、単純に年収を500万以上に伸ばすか、家賃つまり生活費を下げ、収入を上げる事だと思います。
すぐにでも実行可能なのは家賃を下げることでしょうか。
毎月必ず出ていく固定費の家賃において、現状は9万円もかかっていますから、6万円程度の賃貸に引っ越しをするだけで、年間で36万円もの貯蓄力を伸ばすことができます。
つまりそれだけで年間貯蓄力を203万円まで伸ばすことが可能ということです。これはでかい!!
仮に引っ越しに20万円かかったとしても、7ヶ月も住めば元がとれるという計算ですね。
引っ越しは近いうちに実現に向けて動き出そうと思ってます。
残りの27万円については副収入で賄いたいと考えてます。
無駄な支出を減らそう!
収入をいくらあげようとも、無駄な支出が多くてはお金は貯まりません。
そこで、無駄と思われる支出について考えてみました。
家賃は最大の支出!まずはここを見直そう
先程も軽く触れましたが、家賃は最大の支出だと思います。
現状は9万円ほどかかっているので、年間で言えば実に108万円ものお金が消えていくわけです。
1日何もしなくても3,000円消えていき、仮に1週間家を留守にしても、毎月9万円は消えていくわけです。ただ生きているだけでさえお金が消えていきます。
よくよく調べてみると、例えば東京近辺でも神奈川の相模原あたりであれば、一人暮らし用の住居で3万円~4万円ほどでゴロゴロと出てきました。2万円代でもあるくらいです。
今の僕が3万円の賃貸に済んだとしたら、それだけで毎月6万円の節約が可能になります。
年間だと実に72万円です。10年なら実に720万円…。
給料を6万円上げるのは至難の業ですが、家賃を抑えるのは物件を探して引っ越すだけと、難易度は格段に違うわけです。
僕も出来るだけ早いうちに引っ越しをして支出を減らそうと思います。
車は金食い虫の代表
金食い虫の代表である車を所持していた場合は、保険、ガソリン、車検、買い替え等、もろもろを月当たりで割ると、大体年間で30万円ほどかかっていると思います。
駐車場代を払っている場合は余計にかかります。
でもまぁ、車は住んでいる地域によっては必須だったりするので、人によっては節約しづらい項目だとは思います。
僕の田舎も車がないと生活がかなり不便な地域ですし。
ただまぁ、事実として金食い虫であることに変わりはないと思います。
視点を変えて考えると、車を使う必要のない地域にさえ住めば、年間30万円は浮かす事が可能だと言うことです。
自転車で行ける距離に全て揃うような地方都市が理想な気がします。
今僕は東京よりの埼玉に住んでいますが、東京に近い地域のため徒歩と電車で事足りています。
タバコは健康もお金も損なう
タバコを毎日一箱吸っている場合は、
一箱400円 x 30日x12ヶ月 = 年間14万~15万
かかってくる計算になります。
金食い虫であることに加え、今や歩きタバコを禁止する街も増えてきて喫煙者にとってはどんどんと肩身が狭くなっていますが、害ばかりではありません。
タバコのメリット
ストレスの緩和や、会社勤めの場合はサボれる時間が増えますし、喫煙ルームでの有益な情報交換というメリットもあるようです。
要は、そのメリットと、たくさんのデメリットを考えた上で、年間14万~15万を支払う価値があるかどうかだと思います。
僕はそもそもタバコアレルギーなので吸えません。
会社の飲み会はお金と時間を奪うだけ
毎月2回の飲み会がある場合、1回5000円とすると月に1万円かかります。
年間では12万もかかってしまう計算になります。
個人的な考えでは、飲み会で得られる物など無きに等しいです。
くだらない上辺だけの会話をし、無駄に時間を消費し、時間を切り売りして稼いだお金まで消えてしまうのですから、こんなにバカな話はありません。
なので僕は年に1~2回しか飲み会には参加しないようにしています…。へへへ…。
携帯は格安SIMで
携帯代が毎月1万かかっている場合、年間で12万円ほどかかることになります。
一般的に携帯代の平均は7,000円~8,000円の方が多いらしいですが、普及してきた格安SIMにすることで、簡単に2,000円以下に抑える事が可能です。実際、僕も2,000円前後に収まっています。
例えばLineで有名な会社の格安SIMを使うことで、月額1,000円代に抑えることも可能です。
まとめ
収入、生活費、貯金の関係において、僕の言いたかったことをまとめますと、単に収入を伸ばすことを考えるだけでなく、生活費を抑えれば貯蓄力をあげることは可能ということです。
場合によっては、年収が300万以下でも、年収500万円以上の人たちと同じくらいの貯蓄力を持つことが可能です。
僕の場合は、仮に年間貯蓄力を230万円まで伸ばせれば、月当たり25000円の消費をしたとしても、無理をせずに年間200万円ほど貯金することが可能になるわけです。
また、実家暮らしで家にお金を入れる必要がない人の場合は、余裕でそれを達成できるというお話でもありました。