こんな暮らしが永遠に続けばいいのに

実家帰省二日目。

朝の7時に起床というか、叔父のタバコの臭いで目が覚めてしまう。

タバコはほんの少しでも気配を感じるだけで体が反応してしまうんだよな。

朝食にシーチキントーストとコーヒーを頬張りながら母と何気ない会話をする。何を話したかはあんまり覚えてない。朝はクシャミが出やすいとかなんとか。

予定は何もないので朝からゴロゴロ。

紅茶飲みながらゴロンと横になり、録画していた「岩合光昭の世界ネコ歩き」を流しながらパズドラやったり、ネット見たり。

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昼食はうどん。

わざわざ鶏ガラを買い、ダシを取ったスープとのことで、めちゃくちゃうまかった。

腹十分目になるまでおかわりをした。

歯を磨いたあと、パジャマ姿のまま散歩へ。

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分厚い雲が空を覆っていたが、1時間も散歩しているうちに晴れてきて、丁度良い気温もあってとても気持ちのよい散歩となった。

何の鳥かはわからないが何百匹も空を舞っていた。

小さい鳥は大体群れて集団行動しているが、僕のように人間関係に疲れて群れからは外れた行動を取る個体もいるのだろうか?

そんなことを思いながら、ポケットに手を突っ込んで散歩していた。

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肌寒い季節になったが、こういうところにはまだアメリカザリガニが多数いた。

ザリガニって冬眠するらしい。

どこで寝てるんだか知らんけど。

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散歩コースにはたくさんのブタクサがあった。

ブタクサは僕の天敵だと思っていたのだが、薬も何も飲んでいないのに全く反応しなかった。

秋はよく鼻がムズムズするのだが、アレルゲンはブタクサではなかったということか?

じゃあ一体、何が原因で鼻がムズムズしてやがるんだろう。原因は謎に包まれてしまった。

などなど、いろんなことを思いつつ、心の赴くまま、1時間くらいプラプラとあぜ道を歩いていた。

都会の濁った小汚い空気とは違って、田舎の空気は透き通った感覚があり、周囲に建物も少なく開けているから開放感があって心地よい。

1時間ほど歩いてすれ違った人間は0人だった。都会じゃ考えられないね。

そんな環境で約18年間育った僕なんだから、都会で閉塞感を感じるのは当然だな。

田舎は、性格がダウナー系で常にテンションの低い僕にとっては色々と過ごしやすい環境である。

僕はたまに、「地球上で完全に一人きりになって人間のいない世界で気の済むままに過ごしたくなる感覚」に襲われるんだけど、田舎ではそんな欲求を擬似的に満たしてくれるんだよね。

人間関係に疲れた時は、極力人間のいないところで過ごすのが一番良いと思う。

散歩後、紅茶飲みながらブログ弄ったり、昼寝したり。

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夜ご飯は僕の大好物のハンバーグ。200gのものを2個も食べてしまった。

実家に来て何もしていないが、まぁそれでいいと思う。

明日は弟夫妻がご飯を食べに来るそうだ。叔父は僕のためにクソでかいシュークリームを買ってきてくれるとかなんとか。

ほのぼのとした休日を過ごしている。

こんな日々が永遠に続けば良いのにと思うが、年老いてゆく母を見るたびに永遠に続くことはないんだなと染み染み思ってしまう。