出世したくない先輩

残業地獄で、家に帰宅したのは0時半だった…。

残業代は全て出るとは言え、体力と精神力の消耗が激しすぎる。

夜遅い時間になると電車内が酔っぱらいのクソ共で溢れて鬱陶しくてストレスが増幅するしさ。

残業はやっぱ1日に1時間程度じゃないと辛いね。


50歳くらいの仕事のできる先輩と一緒に仕事。

普段はあまり喋らない先輩だったけど、2人で一緒に仕事をしていたら色々と深い話を聞かせてくれた。

一番印象に残ってるのは「出世したくない」って話だったな。

先輩は出世する機会が何度かあったらしいけど、全て断って平社員を続けていると言っていた。

「管理職なんてめんどくさいだけじゃん。気を使うしさ。それに性格的にもオレに向いてないし。気楽な平社員でやっていくほうが気が楽だよ。給料もそんな変わらないんだしさ。」

と、そんなことを言っていた。

ものすごく共感しながら聞いていたので、本音で「僕もそう思います」と言って頷いていた。僕も全く同じ考えだからね。

この先輩は実力もあって(管理職に向いているかは別として)、実際に管理職への声がかかってもおかしくない立ち位置にいるので、多分ホントのことなんだろうなと思って聞いていた。

それに対し僕は実力もないし、それに人の上に立つ素質があるかと言えば全く無いので、そんな僕が「出世したくない!」なんて言ったところで「いや、君が言っても…」となってしまうんだけど。

まるで付き合ってる人もいないのに結婚を全否定する人のようだ。

哀れなほど真実を知らないプロレタリア…。

夜ご飯は松屋でニンニク味噌炒めを食べた。スーパーうまかった。