前の会社に若くしてだいぶ毛髪がイカれた先輩がいたんだけど、毎回目のやり場に困っていたんだよ。
パワー全開でハゲているものだから、真正面で話をしていると、つい視線が頭髪に行きがちになるのだ。
僕もおでこがスーパー広いからわかるんだけども、話をしているときにフッと視線が頭髪の方に行くとすごく感じるんだよね。
胸の大きい女性が「あ、胸見られてるぅ〜」って感じるのと同じように、僕は「あ、おでこ見てるぅ〜」って感じるんだ。
とりわけ新卒の若い女性にちらちらと頭髪を見られることが多い僕である。
僕クラスのおでこ持ちはそういないからね。
まぁでもあからさまに目線を上にされるとあまり良い気分にはならないので、今度見られたら「どこ見てるの?」って言ってやろうかな?
それはさておき、ハゲた先輩なんだけども、休日明けに会ったら髪の毛が増えてたのよ。
無かった部分が明らかに増えている。
ハゲる前が100だとして、ハゲていたときが30くらいの毛量だったんだけど、60くらいに激増してた。
あれ??
あれれ???
って。
でも60だとやっぱり結構ハゲてるもんだから、ジーって見られるレベルなんだよね。
というか逆に変に増えてるもんだから余計目のやり場に困ったっけな。
話をしているときに目線をしっかりと意識しないと自然と頭に目がいっちゃうから結構疲れてたっけ。
自分から増毛したって話をしなかったから誰も突っ込めなくてさ、夜勤中はその話題で持ちきりだったっけなーって話を、ふと思い出した。
もう何年も会ってないけど、あの先輩元気かな。結構いい人だったっけな。
まぁプライベートでは一度もあったことないんだけどさ。
お昼ごはん。
夜ご飯。
僕が作ったうどん。