田舎で独身30代は肩身が狭いよ

実家に帰省してすでに4日目。
言わずもがな、今日もゴロゴロしていた。
あまりにもゴロゴロしすぎているので、母から「出かけるなり、車の運転練習するなり、庭の草引きするなりしたら?」って言われたので、出かけるのは億劫だし、車の運転は嫌いだしで、暇だったこともあって庭の草むしりをしていた。
草むしりのような頭を使わない作業をし続けると無心になってどんどんトランス状態に陥るのがわかる。
そうすると作業が苦痛ではなくなり、体が疲れるまで動き続けることができるようになる。人間ってすごい。頭のスイッチってのがきっとあるんだと思う。

画像は庭に植えている木。桜っぽいけど違うらしい。名前忘れた。

晩白柚(ばんぺいゆ)とかいう巨大な果実を食った。
味はグレープフルーツそのもので、身に水気がなく食べごたえがあり、僕的にはとてもおいしかった。
晩白柚だなんて初めて見た&聞いた。

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庭の草むしりを1時間くらいやった以外は実家でコタツに潜り込んでゴロゴロ・・・・。
見ていたテレビ番組も「岩合光昭の世界ネコ歩き」で、猫がゴロついているだけの映像である。
他には「ディスカバリーチャンネル」とか。

草むしりをしていたら隣に住んでいるおじいさんに声をかけられ、田舎ではお決まりの言葉、「結婚はしたの?」と言われた。
いつもどおり「してないっすよ」と返した。
このやりとりは田舎にいる限り何度も発生する。このおじいさんに限らず、実家に来る人ほとんどの人が発する言葉だ。
田舎では30代ともなると、結婚して子供いて仕事していてが当たり前なので、独身で彼女もいない僕にとっては少し肩身の狭い思いをすることがしょっちゅうだ。
何度も言われてると「結婚はしなければならないものだ」という強迫観念に襲われてしまいそうになるから厄介なんだよな。

僕の数少ない友人も大分結婚してしまっていて、あと結婚していないのは二人だけになってしまったよ。
そのうち一人は「世間体のために結婚するかもしれん」などとほざいてやがるし、まったくやんなっちゃうよ。僕のブログを知ってるN君、君のことだぞ!
今は正直言って独身でいることに焦ってはいないけどさ、友人全員が結婚してしまったら、多分かなり焦ると思う。
焦ってするもんじゃないと頭では理解しているけど、残り一人になっちまったらやっぱ焦っちゃうもんじゃん。はぁ~一人になりたくねえ。みんな結婚しなけりゃいいのにさ。

実家に帰省してもう4日が立ったのか。
さすがにお邪魔になりすぎたので、明日には東京に戻ろうと思う。
母も僕と同じく一人が好きだから、あんまり長居するとストレスになると思うんだよね。
僕は母に長生きしてもらいたいという思いもあるから、あんまりストレスを与えたくないからな。

実家の離れに僕の部屋を作るかもとか、そういう話も色々あったけど、今日は長くなったしこの辺で。