朝の8時に起床。昨日の疲れからか、一度も起きずに爆睡してしまった。
本日の活動開始は12時から。僕の性質上、旅行に来たとしても朝から精力的な活動は出来ないんだよね。疲れすぎて旅行どころじゃなくなってしまうし、ということでマルボロさんにお願いして12時にしてもらった。
午前中は紅茶を飲みながらブログを書いたり、パズドラやったり、二度寝したりしてダラダラと過ごしていた。僕にとってこういう時間はとても大切な時間なのである。
マルボロさんとの待ち合わせ時間に2分遅れて合流し、食事へと出かける。
…僕のこの時間にルーズな性格は小学生の頃から治っていないな…。まぁ専門学校のときは2時間遅れとか当たり前だったから、ある程度改善したわけだけど。
昨日の食事は全て期待値を下回る結果となってしまったので、期待値通りの食事にありつけそうな安心安全のマックへ行くも、激混みで食べるスペースがあらず…。
ということで近くにあったすき家の中国版へ。
味付けは日本の物に近かったので普通に食べられた。少し中国人向けの風味になっていたが、そんなに問題はなかった。期待値度数80%なり!
食後、本日のプランをカフェでゆっくりしながら決める為、安心安全のスターバックスへ。
「抹茶ラテ TALLサイズ」を注文したら、何故かお茶のLARGEサイズになってしまった…。なんで!?
30分くらいお茶を飲みながら本日の行き先を適当に調べていた。
本日のプランは、
江南の名庭園「豫園」を散策 → 創業100年以上の小籠包の老舗「南翔饅頭店」で食事 → 昨日行ったプートンエリアを再度訪問 → 夜のお店 → 帰宅
と言った感じ。
しかし、昨日も感じたが、やはり上海の空気は濁っている気がする。
快晴だったのになんとなく全体が黄色味がかっているように感じていた。
まぁこれは後々確信することになるわけだけど…。
豫園周辺。
豫園周辺は観光客がウジャウジャ居て、誰かと来ていた際は少しでも離れてしまうとはぐれてしまうこと必至だ。僕もはぐれた。結局30分くらい迷い、目標地点の「南翔饅頭店」で待っていれば合流できるだろと推測し、案の定、そこで合流できた。
こういう観光客でごった返しになっているところでは、「観光」に意識を集中することができず、「はぐれないようにしよう」に意識を割く必要があり、結局のところ何のために来たのかわからなくなってしまった。
観光客を狙った声掛けもうざったいし。
鼻毛が20本飛び出た中国人から「マッサージ!ロレックス!オメ~ガ!アーユーフローム!」と、何度声をかけられたことか。
愛想よく応対すると調子に乗ってつけこんでくるので、確固たる意思でシカトをする必要があるとここで学んだ。
しっかしまぁ、こいつら払っても払っても付いてきてハエ並に鬱陶しかった。キンチョールが効けばいいのによ。ハエ人間共が。
創業100年の老舗、南翔饅頭店で本場の小籠包を食べる。
この南翔饅頭店は日本にも数店出店しているようで、六本木やら福岡やらにもあるようだった。
味は…おいしいのだが、汁が出るものが2割、出ないものが8割と、質が安定しておらず、満足度の低い結果となってしまった…。
この辺は国柄なのだろうか…。
雰囲気ぶち壊しのディズニーショップ。
本物なのかどうなのかはわからない。近くには雑なドラえもんやクマのぷーさんのキーホルダー等が並んでた。
中国にいると何もかも全てが偽物と思ってしまう。猜疑心の養われる国である。
お土産でも買っていこうと思ったのだが、縁起が悪そうなので止めておいた。ネタには良いかもしれないが、変な悪いものが付いてきてしまうと申し訳ないのでね。まぁそんなことあるわけねーけど。気分的なやつだよね。
その後は昨日も行ったプートンエリアへ。
ここで確信するが、やはり上海の空気はひどく汚い。
写真でもわかるとおり、空全体が黒く濁っているのがわかると思う。
うーん、汚い…。
女性と観光する場所ではないなーと思った。男同士でよかったぜ。
このクソ汚い空気の中、マスクをしていたのは僕だけだった。みんな気にしないのかな…。
こんな汚いところなのに、観光客でごった返しになっていた。
僕はもうお腹いっぱい。もう二度と来ることはない気がする。
感想は、「ただ汚い街が化粧をして化けているだけの虚像街」といったところだろう。
今宵も虚像の街に何も知らぬ人間共が集まり、ライトアップで化粧をしただけの夜景を見て「綺麗~^^」だなどと戯言を抜かす光景は、なんともバカバカしい話である。
確信したけど、やっぱり僕は観光に興味がない。
観光用に施された装飾が嫌いだし、まず人が多くてうざったいし、何も感じないし(嫌悪感は感じるが)、疲れるだけだし、なんかもう観光そのものが好きじゃないな。
今後、旅行に行く際は、もう少し自分に合った楽しみ方を探さねばならない。
観光地巡りをする人は本当に楽しめているのだろうか…。何を感じ、何を求め、観光をしているのか、僕にはわからない。
その後、夜のお店に行って旅行は幕開けとなった。
何はともあれ、夜のお店は良いところだったので、終わりよければすべてよしと思えたのであった。マルボロさんが「いやぁ…最高の子だったなぁ…」と本音を呟いていたのが印象的だった。
二日目はこれにて終了。
明日は帰国日。13:00過ぎのフライトだから11時頃までホテルでゴロゴロしてゆっくり帰ることにする。