今更だけど仮想通貨に興味を持った。
仮想通貨を発掘するためのパソコンを作るため、アマゾンで注文した部品を組み立てた。
CPUを取り付ける…なんて、仕事以外でやるのは実に6年振りくらい。
仕事でたまに取り付けたりするけど、自分用に組むってのは久々で、あー懐かしーなーなんて感じながら組み立ててた。
ガチャガチャっと。
配線は昔から気にならない性格なのでぐちゃぐちゃのまま。
パソコンの自作って難しくはないのだが、色々と事前に知っておかないと知識があったりするので、興味が向かない人にはやっぱり大変だとは思う。
組んだ後に電源ボタンを入れるが画面表示がされないアクシデント発生。
グラフィックボードが超良いもの(GTX1080TI)だから、電源が足りていないのか?なんて思ってアレコレと切り分けしてた。
自作の辛いところはトラブルがあっても自分で対処しないといけないところである。
1時間ほど経ったときにマザーボードへの電源取り付けがされていないという初歩的ミスに気づき、我ながらアホだなと思った。
構成は下の表のような感じで、なんだかんだで20万円くらいかかってる。
CPU | Core i3 8100 | 15,000円 |
システムボード | Z370 PC PRO ATX | 18,000円 |
メモリ | 4GB x 2枚 | 10,000円 |
SSD | 250GB SSD | 12,000円 |
グラフィックボード1枚目 | Palit GTX1080Ti | 90,000円 |
グラフィックボード2枚目 | 玄人志向 GTX1060 3GB | 25,000円 |
電源 | 玄人志向 80 PLUS Silver 750W ATX電源 | 8,000円 |
ケース | SilverStone Precision CASE ATXタワー型 | 6,000円 |
合計 | 184,000円 |
core i3 といっても最新のcore i3のコア数は4コアとこれまでの2倍になっており、コストパフォーマンスが抜群に跳ね上がっている。ゲーム用としてもそこそこのパフォーマンスが出るっぽいし。
まぁヘンテコな構成だと思う。10万円くらいするグラフィックボード積んでる割にCPUやメモリはエントリーレベルだし。
これで何をやるかって言うと、ゲームがメインってわけじゃなくて、仮想通貨を掘り当てるマイニングをしたくてね。
yes! yes!
これは仮想通貨を掘り当てるアプリを動かしている図。
試しにこの構成で1日放置したら800円くらい稼げた。1ヶ月なら24,000円である。
すごい!と思われるかもしれないが、消費電力を測ったら常時400W以上を消費しており、1日あたり400W x 24h = 約220円。つまり、差し引き580円の稼ぎである。
580円 x 30日 = 17,400円
が月あたりに稼げる金額。
まぁ、あくまで現在のレートで暴落も何もなく安定していた場合の話であって、初期費用で20万円かかっていることも考えると、どうなのかなと思うような側面もあったりする。
数日前なんて僕がメインで投資してる仮想通貨がわずか数時間で2,000円→800円にまで暴落するというのを目の当たりにしたし…。
それでも僕がやってみたくなった理由は、
- パソコンの自作が苦にならない(というか楽しい)
- まーまーの性能のパソコンがちょうど欲しかった
- 仮想通貨に興味があった
が主か。
最近、パソコンゲームにハマったこともあって、最悪全く儲からなくなったとしても宝の持ち腐れにはならないだろうと踏んだのが購入に至った大きな理由だろうか。
CPUをceleronとかpentiumにすればさらに15,000円くらいは安く作れたけど、ゲームでも使いたかったしこれくらいのスペックにした。
ピカピカっと光っててクソださくなったのが心残りだけど…。
パソコンを自作する人の間ではピカピカ光るパソコンはかっこいい!って認識があるようなんだけど、僕にはよくわからない。
昔ヤンチャしてましたーみたいなトラックの運ちゃんがピカピカ光る謎のトラックに乗るのと同じにしか見えず、何がどうかっこいいのかさっぱりわからん。否定はしないがまじでよくわからん。
しかしあれだ、仮想通貨の発掘がうまくいけば1年以内に元を取れるかもしれないな。うまくいけばいいな!
まぁ、別に駄目でもいいんだけど。
ただあれだね、マイニング中はフルパワーで動くからめちゃくちゃ音がうるさくて結構気になるね…。
ちなみにアマゾンでそこそこ安い高性能な完成品も売ってたりするので、自分で組むのが苦手って人はそういった品を探すのもありかもしれない。
こーゆーのとか。
こーゆーのとか。
自作するより1割くらい高いけど、その分保証があったり、OSインストールの手間がなかったり、トラブル時に強いのが魅力といえば魅力か。