ディズニー旅行二日目 夢の国に行ってきた

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ディズニー旅行二日目は、朝から夢の国ディズニーランドへ迷い込んできた。

ディズニーシーは10年前が最後で、ランドの方は中学生の時に修学旅行で行ったっきりだから、実に17年~18年振りである。

ランドには生涯で1度しか行ってなかったし、遠い過去の記憶なのでもう忘れているだろうなーとか思っていたけど、意外と記憶に残っているようなところもあったりして、「あ~ここなんとなく見覚えあるな」なんて思いながら楽しんでいた。

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平日の木曜日だってのに、ランドの中は人間でごった返していた。

「平日なら殆ど人なんていないだろ」なんて考えていたけど甘かったね。

10年前はチケットの値段が6,000円程度だった記憶なんだけど、今は値上がりに次ぐ値上がりで、実に7,400円にもなっていた。

値上げしてもなお平日でさえこの溢れ具合だというのだから、ディズニーってすごいなと思う。

実際、パレードもアトラクションも凄まじくクオリティは高いし、広大な敷地に見渡す限りのディズニー色を見ていると、本当に夢の国にいるように感じられるから、節約生活をし始めた僕でさえもこのくらいの金額を出す価値があると思えた。

そのうちさらに値上げて、終いにはチケット代1万円になってしまうんだろうか。

まさに言葉通りの夢の国になりそうだ…。

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昨日の日記にも書いた気がするけど、僕はほんとディズニーを舐めてたんだよね。

「ディズニーなんて、どうせ女子供向けのまやかしの世界だろ」

って本気で思っていたんだけど、いい意味で面を食らった。

一つ一つのクオリティの高さが本当に素晴らしい。

アトラクションの待ち時間にこういったオプションを見ているだけでも楽しめた。

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昼間っからパレードを見たり。

どうでもいい話だがこの日はクソ寒くて、Tシャツ+シャツ+ダウンジャケットだけでは耐えられずに凍えてた。

これまで半引きこもりだった僕は、冬の寒い時期に1日中外に出るなんて殆どしていなかったから、冬の寒さを舐めていたようだ。

今後はもう1枚何かを羽織るようにしよう。シャツの上にカーディガンとか、あとは手袋やニット帽子もカバンに入れておくと完璧か。メモメモ。

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アトラクションは8種類~9種類くらい乗ったけど、その中で一番楽しかったのは「スペースマウンテン」。

スペーストラベラーになって宇宙を旅行してきた。

プラネタリウムみたいな空間をジェットコースターで駆け抜ける神秘的な感覚は物凄くテンションが上がった。超楽しい!!

僕は基本的にダウナー系だけど、こういうアッパー系の乗り物もこれはこれで楽しめるなぁと、自分を再認識出来た日でもあった。

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夜ごはーん。

クリスタルパレスとかいうところを予約しておいた。

まぁ小さなトラブルがあって予約時間に少し遅れてしまったんだけど、その事情を汲んでくれたのか入店することができた。ありがたや。

ディズニーのレストランでしっかりご飯を食べたいと思ったら予約は必須である。

平日だし空いてるでしょ、なんて来る前は思ってたんだけど、ほんとディズニーを舐めてはいけないと思った…。

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スーパー満腹になるまで色々食べた。

お肉やらケーキやらたんまりと。ぐえっぷ…。

ちなみに昼食は適当にその辺のボッタクリ屋台で買って歩き食いしてた。

微妙な肉まんが500円とかしたりしてて、通常の価格の2倍~3倍はとっているような気がする。

ディズニーに少しハマったこともあって、また来る際は食事についてどう節約するかを考えなければならない。

大してうまくもない屋台で数千円取られてしまうのはアホっぽいしなぁ。

朝食をしっかり食べて、昼は適当に200円~300円以内で済ませ、夜は少し豪華に、というプランでうまい方法を考え中。

チケットも賢く買えば1割引くらいで購入できそうだし。

一泊二日で遊びに来たとしても、ホテル代込で合計2万円以内でなんとかしてみたい。

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食後、本日二度目となるスターツアーズに乗ったり。

閉店間際はご覧の通りガラガラ。

こういう閑散とした感じ、すごく好きだ。

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…あっという間に1日が終わり、夢の国から現実のクソ国へ舞い戻る時間になってしまった。

現実ゲートへ向かう全ての人間が「現実に帰りたくない…」という思いをプンプンとさせていた。当然僕もだ。

辛い現実が待っている世界には帰らないで永遠に夢の世界で暮らしたい。

そう思う人間は多いだろう。

僕もその一人である。

そんなことを思っていたら、昔、攻殻機動隊っていうアニメで「映画監督の夢」という話が印象的だったのを思い出した。

素晴らしい才能を持った映画監督が仮想現実の中で自分で作った映画を流し、それを見て魅了された観客が永遠と映画を見続けてしまって現実に戻れなくなってしまう…って話。

その観客の中には、現実に戻った途端に不幸が待ち構えている人もいる。

現実では戦っても不幸しか訪れず、終いには自殺してしまう人だっているだろうから、なら、現実には戻らないで永遠と居心地の良い映画を見続けて一生を終えるのも、それはそれで良いのではないだろうか?人生なんて大きな暇つぶしだし、…などと、僕は思ったんだったなぁ

まぁ、永遠と夢の中にいるのでは、死んだも同然と言えなくもないけれど。

ということで夢の一泊二日ディズニー旅行だった。

嗚呼、楽しかったなぁ。