仕方がない出来事だった。ただそれだけのことだ。

提出期限がある課題、終わったと思ってたら別の課題もあるのを忘れていて焦った。

その課題やったけどよくわからんので、明日有給とってたけど先輩に連絡して教えてもらうか・・・。

仕事は予定より遅くなって残業してた。

オムライス。

ウミャッス!!!!!!!!!!

今日も事件が起きた。

最近家事をある程度手伝うようになった僕は、出来ることからやるようになったんだよ。ある程度ではあるんだけど。

オムライスの横にある豚汁もどき汁、これが鍋に作ってあったので、奥さんがオムライスをよそってるときに、良かれと思って味噌汁をついでたんだよ。

おいしそうだなぁと思って、いっぱい食べたいなぁと思って、モリモリについだ。

残り一杯に満たない量だけ残したところ、なんか知らないけど怒ってた。

言い分はこうだ。

「明日も食べようと思って多めに作ったのに!中途半端にしか残ってない!」

?(´・ω・`)?

(´・ω・`)・・・。

(´・ω・`)<そんなんわからんがな・・・。

(´・ω:;.:…

ここ最近は丁度二杯分のときが多かったもんだから、今回もそのパターンなのかなと思ったのだけど…。

まぁたしかに大盛りに2杯注いだのに、なんかちょっと余ってるなぁ、分量間違えたのかなぁ、なんて一瞬思ったけどもさ。

トラブル防止のため、今後は自分で分量を考えて作ったとき以外、つまり奥さんが作ったときは注ぐのは任せることにしよう。

だって、都度都度「この料理は何日分の料理で、どのくらいの量を分ければ良いのだね?」と聞くのは手間だし毎回質問される奥さんも答えるの億劫だろうし。

だから任せることこそが最善の策だと思った。

これが仕事での出来事だったら、また同じことが起きないように「原因追求、及び対策立案の実施」を行って、第三者の目線での評価も入るところなのだけど、自分の中で完結した。

奥さんが作ったものにはあまり手をかけずに任せるようにしよう。

それが吉だと思った今日このごろであった。

ついでに言えば、さらに事件は続いた。

事件とは重なるものである。

奥さんが昼間に手間暇をかけて作ってくれた自作の「シフォンケーキ」を食べたのだが、どうも僕の反応が薄かったようで、あまり気に入っていないことがバレてしまった。

僕は奥さんが作ってくれる料理で、ケチをつけたことは1度しかない。(回鍋肉がいまいちだったくらい)

基本的に普通の味なら「うまい!」と言うのだが、その反応具合で本当に美味しいと思っているのかどうもバレてしまっているんだよね。

まぁ僕は顔に出るタイプだからさ。

手間暇かけて作ってくれたわけで、きっと奥さんは、喜んでくれるのを期待してたんだと思う。

期待に反して僕の反応が薄かったもんだから、ガッカリしてしまったんだと思う。

人間は、期待すれば期待するほど、期待どおりの結果にならなかったときのガッカリ度合いが倍増してしまうものだからな。

このシフォンケーキも普通に美味しかったんだよ。

美味しいカステラのような、お店にあるような味だった。

しかしながら僕は、そもそもカステラというものがそんなに好きではないのだよね。

それよりはチーズケーキのような、密度がしっかりあって、しっとりフワフワーっとした食感の風味豊かな食物を好む傾向にある。

つまり、味というより、ただの好みの問題ということである。

同じ完成度でも好みの食物のほうがテンションが上がるのは、僕は人間であるからして、仕方がないことである。

仕方がない出来事だった。

ただ、それだけのこと…。