姪っ子へのお年玉は最大5000円かな

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正月と言えばお年玉。

昔は正月が待ち遠しくてしょうがなかったな。

大体、合計でもらえる金額が小学生から高校生になるまでほぼ一律で1万5000円だった。

そのうちの半分は強制的に徴収されて、残った7,000円か8,000円くらいで好きなものを買う、という流れが僕のお決まりだった。

大人になってから聞かされたけど、徴収されたお金は家計に回されていたんだっけな…。

小学生の頃は決まってスーパーファミコンのゲームを1本買っていた。

当時、スーパーファミコンのゲームは非常に高価で、新品は1万円近くするもんだから、正月か誕生日くらいしか買えなかったんだったなぁ。

これまで僕はずっと貰う側だったわけだけど、弟に姪っ子が生まれたこともあって、これからはあげる立場になったわけだ。感慨深いもんだよ。

姪っ子はまだ2歳だから今回は1,000円だけあげたけども、最終的に5,000円はあげないといけなくなるわけだ。

幼稚園までは~2,000円、小学校3年生までは3,000円、そこから高校生までは5,000円かな…。

高校生でも5,000円で十分だよね。

一番不幸なのはお年玉をあげてブーブー文句言われるようになった場合だよな。

「少ない」などと言われようものならかなり哀しいし、貰った方も不満を覚えているわけで、誰一人得をしていない。

僕なんか出費もしているからダブルパンチである。そうならないよう願うばかりだ。

会社の先輩は小学生の甥っ子にすでにスマートフォンをねだられていたようだけど…。

しかしまぁ、お年玉をあげるようになるとか、僕はもう完全なオジサンだよなぁ。まぁ姪っ子から見ると言葉通りのオジサンだし。

でもまだまだ子供の頃の感覚が抜け切れていない。大人になりきれていないというか。

さすがに超ガキンチョ臭かった20代の頃とはまた違うけども。

大人になりきれない大人をピーターパン症候群やらアダルトチルドレンやらと言うらしいけど、僕はそのどちらでもない気がする。当てはまる特徴は多いけど、決定的ではない感じ。

昔思っていた立派な大人との理想像と、34歳になるというのに子供っぽさが抜けない自分とで大きな剥離があるからなんだろうか。

結婚して子供を育てればまた変わるのかもしれないけど、なんか僕はいつまでも子供の頃の感覚が抜けないんじゃないか、っていう気がしてならないよ。