仕事を辞めたくて仕方がない。理由はいくつかあるが、一般的によく言われる人間関係や業務量、給料への不満と言うわけではない。寧ろそれらには満足している。
再来年くらいには給料のみで年収500万くらいになるだろうし、それ以外に退職金が年間で20万~25万ほど積み立てられているようだし、リストラもなく定年まで働ける安定性と安心がある程度確保されているのは、客観的に見てもこのご時世では恵まれていると言って良いだろう。
それでも辞めたい理由はいくつかある。1つは夜勤が辛いことだ。日記にも書いたが、最近は眠れなくなっていることが度々あって、結構辛い。僕ももう33歳になる年齢で若くないため、段々と体が辛くなってきたというのが正直なところだ。
それで、夜勤のない部署への異動願いを実は前々から出していた。その部署は僕のやりたい仕事でもあったので、一石二鳥と言うわけだ。だがその願いは叶うことはなく、今後の見通しも暗いことが判明した。これが2つ目の理由だ。
現プロジェクトが終了となった際に上司との面談があったので、異動願いの意向を再度伝えた。僕としては今回の終了のタイミングは僕を異動させる絶好のタイミングだと考えていたのだが、会社としては異動は難しいようで、何よりその部署への異動を願う先輩がもう一人おり、その人でさえ5年以上叶っていないということを告げられた。そして、仮に異動願いが叶うとしても、その先輩が先となる可能性が高いとのことだった。
僕の中で、少しずつ何かが崩れ去るのを感じてしまった。しかも次の仕事を初めてしまうと確実に数年は異動できないだろうし、数年もすれば僕は35歳を超えてしまい、実質的に転職は不可能な年齢となってしまうわけだ。
「…動き出すなら今か。」
そう考えるようになった。
今以上の会社となると、学歴も無く、転職歴も多く、年齢も高い現状を考えれば現実的には厳しいだろう。現状維持どころか条件は下がる公算が大きい。
それでも、このままモチベーションの低い状態で勉強し続けなければならない苦痛と、夜勤の辛さ、やりたいことが明確にある現状を考えると、転職という一手は合理的な手段だと僕は思う。
他にも転職を考えるきっかけになった理由は細々あるが、上記の2つの理由に比べれば小さいことなので、割愛する。
まだどうなるかはわからないが、僕の心情や状況を自分なりに分析すると、動き出す可能性のほうが高い。