まいった。
僕の中では色んな事に踏ん切りつけて、結婚や安定した生活等、いわゆる普通のレールから外れることに悩みに悩みまくった上で決断し、今後の人生をどう歩みたいか自分と向き合って気持ち悪くなるほど考えていたのに、またここへ来て悩む事になった。
今はまだ詳しく書けないが、実は会社に残留することで、僕にとって都合良い方向に歯車が回りそうな状況になりかけていることを朝知ったのだ。
僕の返事1つでまた人生が大きく分岐することになろうとは、全く予測していなかった。
すぐに返事ができずに暫く考えさせてもらうことにしたわけだが…。
僕の中で心変わりはもう無いだろうと本気で思っていたのに、まさかここでまた揺らぐとは。
…くそっ!!
どうすりゃいいのかまじでわからねぇ!!
まぁ揺らぐのは当たり前だ。
「会社への執着を捨てる」
なんて言ったところで、今の好条件を本気で捨てたいとは思っていないし、辞める原因は「仕事内容に興味が持てない、ストレスが強くて抗不安薬を飲みながら耐えている」なのだから、解決策は仕事を変えることなのは明白である。
人生で一番思い悩んでる。
30代の独身女性が「結婚どうするか悩むー」って悩んだふりして軽々しく言ってるのをよく目にするけど、僕はその100兆倍は悩んでる。
嗚呼…悩みすぎてハゲそうだ…。
もうハゲてるけど…。
などと冗談を言っている余裕があるのは、悩みの種類が僕にとって良い方向へ動き出す可能性のほうが高いからである。
前までの悩みは後ろ向きな理由で悩んでいたのと、会社への執着を捨てられなかったこと等が悪いオーラを放ってしまって心を疲弊させていたからだと思う。
ここ数日、退職後の人生を想像して色んなやってみたい事リスト、諦める事リスト、今後の生き方リストなんてものを頭の中で描いていて、今回のありがたい話を頂いた後でも「レールから外れた人生も悪くはないな」なんて思いもある。
色々と思い悩む日々の中で、僕の人生はもうあと残り半分ほどであることに気づいたり、働き方について考えたり、自分の幸せとは何なのかを再考したり…
…答えの見つからないフワフワした事が沢山あったりもして、とりあえずあまり考えずにフラッと海外旅行やら国内旅行やら身一つで行って、その中で価値観を広げて自分がどう生きていきたいか、自分が何をしていたら幸せなのかを見つけよう…
…何かの出会いや行動1つで、その後の人生が大きく分岐するのは経験的に知っているから、そういうものを1年間の無職期間の間で探して、見つからなくてもまだ34歳…転職もギリギリ可能…動くなら今しかない…
…などと、そんなことを考えて、退職後はまだギリギリ若いと言える自分としっかり向き合えるチャンスだと思っていたのに、またここで人生の選択が迫ろうとは。
頭がグワングワンしている。
今日はもう考えても意味がないので、休日に荒川にサイクリングでもしに行って物思いに耽よう。
はぁ…。30代ってなんでこう思い悩む事が多いんだろうな…。