どこに住んでも孤独感・疎外感を感じる

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新居の鍵を受け取った。つまりはすでに新居には住める状態なのである。

引越し先は同じ埼玉県の京浜東北線の通る某駅近く。埼玉県ではあるが、有名な電気街である秋葉原も近い、そんな駅。京浜東北線といえば、上京した時に住んだ町も蒲田だったので、京浜東北線沿いに住むのは初めてではない。

引っ越しは少しばかりワクワクする。町並みや環境がガラリと変わるから、マンネリ気味な日々に刺激をもたらしてくれる。

でもどこに住んでも孤独感を感じてしまう。引っ越しは人生で9回ほどしたと思うが、地元と学生の頃に住んだ仙台以外は、疎外感と言うか、孤独感と言うか、なんだか一人ぼっちになったような感覚を味わう機会が多くなった。

地元や進学先の仙台にいたころはそんな気持ちにはほとんどならなかった。その時は、同じ町で自転車で漕いでいける距離に友人が居て、今よりも気楽でかつ気軽に会えたから、孤独感を感じずにいれたのかもしれない。

今は違う。物理的な距離もそうだし、互いの生活に色々あって昔のように気軽には会うことができなくなっているから。

まぁ、住む町に原因があるわけではなくて、友人と会えなくなってきたことが、孤独感・疎外感を感じる一番の要因になっていると、自己分析している。僕の人生が幸せになるためには、孤独感とどう付き合っていくかが鍵となると思う。

嗚呼、寂しい、何で僕はこんなにも寂しがり屋なのだろうか。あまり周りで寂しいという声を聞いたことがないから、もしかしたら、僕が人よりも寂しさを感じやすい気質なのかもしれない。

まったくもって、世知辛い性格だよ。僕は。